カビが原因で起こる病気

カビは付着物を腐食させるだけでなく、私たちの体にも悪影響を与えます。カビの中には食物に付着しカビ毒を発生させ、それを摂取することにより、食中毒やがんの原因になったりします。また、直接皮膚に触れると、皮膚病や水虫、気管支炎などの感染症に罹ったり、カビの胞子を吸い込むことによって様々なアレルギー反応を引き起こします。
●カビ中毒症 | ●感染症 | ●アレルギー性疾患 |
アフラトキシン中毒→黄疸・肝炎・肝臓がん |
水虫やタムシ、カンジダ症など | 気管支喘息、アレルギー性鼻炎、じん麻疹、アトピー性皮膚炎、アレルギー性結膜炎など |
フザリウム系カビ毒→悪心、おう吐、腹痛、下痢、造血機能障害、食中毒性無白血球症 | ||
オクラトキシン中毒→肝臓がん・腎臓がん |