カビは不死身ではないが…
ガンコでしつこくて、しぶといイメージがあるカビにも、弱点があり不死身ではないのです。
1.湿度100%、温度約70度で約10分の加熱
2.消毒用エタノール
3.次亜塩素酸ナトリウム・次亜塩素酸塩
でほとんどのカビが死滅します。
この『ほどんど』というのがクセものなんです。
1の加熱はカビの種類や発生している環境などで条件がまちまちですし、そもそも浴室を熱湯で数分加熱することなんて不可能です。
2のエタノールも揮発性が高いので、効果も一瞬で尽きてしまいます。きっとどこかに生き残りがいるはずです。
3が一番効果ありそうですが、薬剤がカビの根元まで浸透しなければいけません。しかし、石けんカスの膜や防水加工されたシリコン材などが、その浸透の邪魔をして全滅とまではいかないのです。
たとえ一時でも全滅させたとしても、環境が同じであれば、またそのうち、カビが繁殖することになります。
やっぱりカビは、ガンコでしつこくて、しぶといんです。
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