昔の住宅とカビ

昔の日本の住居は、夏をより快適に過ごせるように造られてきました。なぜなら、日本には『梅雨』があったからです。
平安時代では、梅雨の時季のことを『五月雨(さみだれ)』と、情緒ある呼び方をしていましたが、江戸時代になって中国から『黴雨(ばいう)』として伝わりました。この『黴』という漢字は、カビのことです。やはり、あの頃も梅雨の時季にはカビが生えていたのですね。
平安時代では、梅雨の時季のことを『五月雨(さみだれ)』と、情緒ある呼び方をしていましたが、江戸時代になって中国から『黴雨(ばいう)』として伝わりました。この『黴』という漢字は、カビのことです。やはり、あの頃も梅雨の時季にはカビが生えていたのですね。